野球の予想はアテにならない〜セ・リーグ編〜

無能を晒す時間ダァァァァァァァァ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎

という事でいつもと違う文面で始まったが、許してほしい。

今日から2回に分けて今シーズンの振り返りをしていくが、開幕前にした予想を久々にみたらあまりに予想を外しすぎていてボツ企画にしようかどうか迷ったくらいだ。

まぁ早速みていきましょう。今日はセ・リーグ編。

まずは開幕前の僕の予想から。

画像の都合上大きさが違うのは仕方ないとして、戦前僕はこのような予想を立てていた。

これがそのときの寸評である。

で、結果どうなったかというと

このような結果となったわけであるがまぁー、予想が外れまくった。

今日は開幕前の寸評とシーズン後を振り返ってみての感想を比較しつつセ・リーグの総括をしていきたいと思う。ただ僕も暇ではなく全ての試合を観られたわけでもないのでそこらへんはまぁ個人的意見として読んでもらいたい。

【1位 広島東洋カープ】

開幕前、僕は広島カープの戦前の不安としては鈴木誠也の手術の経過を不安要素に挙げていた。手術をして成績がガクンと落ちた選手もたくさんいるだけに、主力の1人、原監督風にいうならば「枢軸」の1人である鈴木誠也が成績を落としてしまうとそのままチームの士気に影響すると考えたからだ。

ではそんな彼の今シーズンの成績はというと

はい、すいませんでした。としか言いようがない成績を残している。この選手が4番を打ち、上位打線は田中、菊池、丸のいわゆる「タナキクマル」がいるんだからそりゃあ強いよなぁとしか思えない。

次にオープン戦で炎上していた先発陣である。いくら打線が打ったとしても、先発が燃えてちゃ意味がない。

この点どうだったのかというと、今シーズンは大瀬良がよく頑張った。防御率、勝星、奪三振数でチーム三冠である。これに加えジョンソンもしっかりと投げていた。やはり安定した先発が2枚いるチームは強い。それに加えてカープは後ろもしっかりしている。そりゃV3もするわな。

個人的MVP 鈴木誠也

【2位 東京ヤクルトスワローズ】

戦前の予想では3位だった。青木宣親が加入したとはいえ前年96敗したチームがそんなに劇的に変わるとも思えなかったからだ。

いや、変わりましたね。青木宣親がいた事で去年は「山田らのチーム」と言われるくらいに山田哲人に集中していたマークが分散した。そしてファーストにコンバートした坂口がしっかりと仕事をこなした事で雄平やバレンティンを同時に起用できるようになり、打線の厚みが昨年とは全く違うものであった。

とある雑誌で山田哲人が「今年と去年とではモチベーションが全く違う。」と言っていたがそのおかげもあってからも2年ぶりのトリプルスリー達成。

そして宮本慎也の復帰だけでなく、V2を達成した広島東洋カープから石井琢朗、河田雄祐を招聘できたのも大きい。勝者の生きた教材がそのまま球団に来たわけだ。来年以降も期待できそうです。

個人的MVP 青木宣親

【3位 読売ジャイアンツ】

戦前は2位に予想をしていた。岡本は覚醒をしたし（史上最年少での3割30本100打点）菅野は菅野だったし去年は相撲をしていた山口も今年は期待通りの成績を残してくれた。本来ならもっと上にいていいチームである。

でも、3位。なぜか？後ろが安定しなかったこともあるが1番はベンチワークの悪さだろう。その象徴的なのが小林誠司も含めた捕手の使い方である。これはまた書きたくなったら書くかもしれないが、小林をあれだけスタメンから外しておいて抑え捕手をやらせるというのは僕からみても明らかにおかしいと言えることだった。

来年からは体制が一新される。原監督の下で巨人軍は蘇るかはたまた…？

個人的MVP 岡本和真

【4位 横浜DeNAベイスターズ】

戦前1位予想だった。去年広島を破り日本シリーズに出たことで勢いがあるチームだったし、長年の穴だったセカンドも大和加入でようやく埋まったと思ったからだ。

しかしあちらを立てればこちらが立たずと言うべきか去年は安定していた今永、濱口が不振に陥り新人の東が頑張ってもカバーしきれない状況であった。

加えて、各方面でチーム内の不協和音も聞こえてきた。ラミレス監督も来年に向け対話重視路線でいく的な記事も読んだしどうなることやら。

個人的MVP 東克樹

【5位  中日ドラゴンズ】

まずは松坂大輔。彼が復活したのは野球ファンとして非常に嬉しかった。往年の豪速球は投げることはなくてもワインドアップからあのファームで投げるのを見ただけで嬉しいッス。1500万から1億に年俸も上がるそうで。年俸のジェットコースターだなぁ。

今年の中日は野手が頑張っていた印象。問題は後ろかなぁ。田島、又吉のしっかりしなきゃいけない人たちがまるでしっかりしなかった印象。結果新人の鈴木博に負担かけすぎちゃいましたね。

まぁ中日黄金期を支えた人たちが引退していったので、ここから新しい中日を与田監督とともに作り上げてほしい。

個人的には柳、根尾に期待しています。

個人的MVP 松坂大輔

【6位 阪神タイガース】

良くも悪くもロサリオ次第と言った戦前の予想だったが本当にロサリオに振り回されたね。ロサリオがダメで代わりの4番もいない。ポジション、打順が固定できない。その試行錯誤をしたままシーズンが終わった印象。うーん阪神は何がしたいのかよくわからないんだよなぁ。その中で藤浪が少しずつ前進してきているのは良き兆候かと。矢野新監督のもとで完全復活を期待します。

来年どうなる事やら。高山にもう一度一軍で輝いて欲しいです。

個人的MVP 該当者なし

セ・リーグは優勝争いではなくCS争いで盛り上がってしまった印象。CS廃止論者ではないけどやはり熾烈な優勝争いをそろそろおねがいします。