charles262510’s blog

主に野球。時々SMAP及びTEAM SHACHI。ごく稀にその他の事。

プロ野球を振り返ろう2019〜パリーグ編〜

 今年のプロ野球福岡ソフトバンクホークスが日本一という形で幕を閉じた。という訳で、日本一になったSoftBankに敬意を表してタイトルにもある通りパリーグから今シーズンを振り返っていこうと思う。

 ちなみに今シーズンの順位予想はこちら。

 

2019プロ野球順位予想〜パ・リーグ編〜 - charles262510’s blog 

 

それでは早速見ていこう。ちなみに今回の振り返りは友人(SoftBankファン)のMと行った。彼はパリーグをよく見るし、僕はセリーグをよく見るので、バランス的にも丁度いいだろう。

見方

順位:球団名 点数(基本的にシーズンの結果。ただ開幕前の僕たちの期待に応えたか応えなかったかで加点・減点あり)

評価

投打のMVP(独断と偏見。例外的に投手2人、打者2人の時もあるし、該当者無しもある。でもあくまで例外。)

1位:埼玉西武ライオンズ 点数90点

 まず、パリーグ2連覇。これは素晴らしいの一言に尽きるだろう。何故ならば昨シーズンオフ、西武はエースの菊池雄星(現シアトル・マリナーズ)、主力級捕手の炭谷銀次郎(元巨人)、主軸の浅村栄斗(現楽天)が抜けたにも関わらず2連覇をしたのである。やはり、西武の個人力は凄まじい。

 にも関わらずクライマックスシリーズ(以下CS)では2年連続でSoftBankに敗退。打線は水物なのだな、ということそして改めて短期決戦では一つのミスが命取りになるとも思わされた。

 そして、これをどう評価すべきかは非常に迷ったのだが、辻監督のやりたい野球が見えてこない。例えば優勝するようなチームならば「あの試合は監督のあの采配で勝てた」という試合が何試合かあるものなのだが、彼の場合はそれが思い浮かばないのだ(これはパリーグをメインに観るMも同意したので本当にそうなのだろう)。よく言えばそれが西武の個の力の原動力になっているのかもしれないが悪く言えば(それこそCSのように)何か歯車が狂った時の対処法がないともいえる。辻も来年三年目だ。いくらなんでもここまで哲学が見えない監督も珍しい。

MVP

投:増田達至

打:森友哉

2位:福岡ソフトバンクホークス 85点

 三年連続日本一。それでも西武よりも点数が低いのは、我々の統一見解としてペナントレースの方が日本シリーズよりも価値がある、と考えているからだ。その程度の差だと考えて頂きたい。

 SoftBankに関しては、ここ数年確実にチーム力が落ちているといえるだろう。一重に主力の高齢化が原因と考えられる。それでも日本一三連覇は流石の一言に尽きるだろう。

 一方で、若手投手陣が戦力としての目処が立ちつつあることは高齢化してきた野手陣に比して明るい話題か。

MVP

投:千賀滉大

打:グラシアル

3位:東北楽天ゴールデンイーグルス 83点

 一つ断っておきたいのだが、今つけている点数はあくまでもシーズン中の戦いについてである。従って、監督解任騒動、ドラフト戦略、嶋の自由契約等は一切採点の対象としていない(このオフの楽天についてはまた別のブログで書くことに…なるかなぁまあ、期待はしないで下さい)。

 今シーズンの楽天則本昂大岸孝之の二枚看板が長期離脱をした。だが終わってみれば3位。立派である。FAで獲得した浅村も期待通りの活躍をしたし、抑えの松井裕樹も安定感がある(来年先発やるらしいですね。どうなるんだろう。)。若手野手も台頭しつつあるし新外国人のブラッシュも上手くハマった。

MVP

投:松井裕樹

打:浅村栄斗

4位:千葉ロッテマリーンズ 73点

 9月以降のパリーグの面白さは、ロッテの奮闘にあると思う。パリーグを面白くしたで賞。真面目な話をすれば、ホームランテラスの設置とレアードの獲得。これによって打線に一発の迫力が出た。あとは荻野貴司。彼が新人の頃に衝撃を受けた身としてはようやくフルシーズン一軍にいてくれてよかった。

MVP

投:益田直也

打:荻野貴司

5位:北海道日本ハムファイターズ 40点

 …栗山監督、俺は悲しいよ。僕は開幕前にこのチームを一位に予想した。そして7月まではその通りの戦いをし、実際に首位を狙える位置につけた。ところが、そこからさながら富士急ハイランドのFUJIYAMA の如くスピードであれよあれよという間に順位が落ちていき、最終的に5位にまで落ちたのである。

 シーズンオフに栗山は辞意を示したが、これはもう栗山の問題というよりは層の薄さに起因するものでしょう。

MVP

投:有原航平

打:大田泰示

6位:オリックスバファローズ 50点

 正直このチームにはあまり期待していなかったので、9月頃までCSの可能性があったことに驚きがあった。まぁ成功しているしていないは置いといて球団の意図も見えるし日ハムよりも頑張ったんじゃない?的な話をしながらMVP選定作業に入ったところここで議論は紛糾した。

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甲乙つけがたく、それでいて圧倒的ない成績を残した候補選手が3人いたのである。だが、3人同時受賞という例外を最下位のチームにする訳にもいかない。原則は投打のMVPを選ぶという方針だったのでまず吉田正尚は確定。投の枠として山岡、山本のどちらを選ぶかという作業に入った。

 結果、先発の仕事は一年を通してしっかりと試合を作り、なおかつ勝ち星を挙げることだという基準に沿い、山岡に決定した。

 こんなに強力な投打の主力がいてマジでなんで最下位なんだよこのチーム…

MVP

投:山岡泰輔

打:吉田正尚

 

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