charles262510’s blog

主に野球。時々SMAP及びTEAM SHACHI。ごく稀にその他の事。

2020プロ野球開幕直前だしシーズンを展望してみよう①

いよいよ

 いよいよ、である。今週金曜日、6月19日に新型コロナウイルスの影響で延期になっていたプロ野球が開幕する。長かった。とにかく長かった。開幕してからしばらくは無観客でやる事が決定しており、最初は多少盛り上がりに欠けるかもしれないがそんなことはこの際どうでも良い。とにかく、真剣勝負が観れる。この事実だけで多くの野球ファンは血湧き肉躍っているのではないだろうか。もちろん僕もその一人だ。

 とは言え、この時期に開幕するのだから無観客以外にも様々な”変化”がある。今日、6月15日にプロ野球の全日程が発表された。通常は143試合の試合日程が120試合となり、パリーグに至っては8月下旬まで6連戦が同一球場での開催となっている。その他、セリーグクライマックスシリーズ(以下CS)の中止を、パリーグは1位と2位の対決(3戦先勝。1位チームには1勝のアドバンテージ)のみの実施を発表している。*1

 果たしてこれがシーズンにどのような影響を与えるのか。本日はそれを考えて行こうと思う。

 

開幕ダッシュが勝負を決める?

 昨年の今頃、僕は一本の記事をアップした。*2

 詳しいことはリンク先の記事を見ていただきたいのだが、要するに開幕ダッシュに失敗したところで交流戦以降の方が圧倒的に大切なのだからそこまで気にする必要がない、ということを書いたのだがー実際にセパ両リーグ共に優勝したのは交流戦前まで3位だった巨人と4位だった西武だー、今シーズンに関しては全く話が違ってくる。

 僕は今年は”開幕ダッシュを決めたチームがそのままシーズンをせいするのではないか”と考えている。

 それは何故か。まず第一に先に述べたように今シーズンは120試合しかない。試合数が少なくなるのだから、1試合1試合がより重くなるのは当然のことだ。そうなると最初に勢いづいたチームがそのままの勢いでゴールテープを切る可能性がより高まると思う。

 第二に今年は交流戦がない。つまり、同一リーグの他チームがつまずいて自チームだけが勢いづくという事ができなくなってしまうのだ。そうなると差はなかなか縮まらない。今シーズンはこの点が明暗を分けそうな予感がする。

 

問われる手腕

 ここまで読んだ方の中にはじゃあCSみたいな短期決戦の戦い方をすれば良いのではと思った方もいるかもしれない。だが、120試合という試合数はそれができるほど少ない試合数ではないのだ。例えばマシンガン継投などはそうそう簡単にはできないであろう。というわけで今シーズンは監督の手腕も大切になってくると思う。この場面は勝負どころなのか否かや今日の試合は仕方ないとあきらめをつけて早々に主力を引っ込めて明日に備えるといったことができるか否かも鍵となってくるであろう。

 そのことを踏まえつつ、次回以降は順位予想をしていきたいと思う。