charles262510’s blog

主に野球。時々SMAP及びTEAM SHACHI。ごく稀にその他の事。

2020プロ野球開幕直前だしシーズンを展望してみよう②〜セリーグ順位予想編〜

 セリーグ順位予想

 前回は今シーズンの展望について書いた。今回と次回はそれを踏まえた上で順位がどうなるかを考えていきたいと思う。今日はセリーグについて。

 まずは結論予想から書いていこう。僕の予想は以下の通り。

 

1.巨人

2.DeNA

3.阪神

4.広島

5.中日

6.ヤクルト

 

このようになった。偶然にも昨年と同じ順位になると予想した。以下、理由とチームのキーマンについて述べていこうと思う。。

 

1.巨人

 まず、理由について話す前に巨人のコロナ対策については称賛をしなければならないだろう。巨人はこのコロナ禍において都に対し寄付を行ったり、ファンの為にYouTubeの更新やインスタライブを行った。いくら親会社がマスメディアであるとは言え、少し前の巨人なら考えられなかったことだ。計3名の感染者が出たものの、その後の対応は満点とはいかないまでも十分な対応であったと言える。少なくとも、僕の中では野球賭博以降抱いていた巨人へのイメージはだいぶ改善された。頑張ったチームが報われる世界であって欲しい。

 

 さて、本題に入ろう。まず、前回のブログで書いたように、今シーズンは通常のシーズンとは異なる*1

 そうなってくるとモノを言うのは監督の采配力だ。この点につき、セリーグでは原辰徳の右に出る者はいないだろう。彼の勝負への嗅覚は凄いを通り越してドン引きさえする時が多々ある。もちろん、戦力についても秀でている。菅野、坂本、丸、岡本については何の心配もいらないだろう。ここへ来て捕手陣の争いも熾烈になってきた。昨年はバックアップメンバー(特に坂本)に不安があったものの、今シーズンは湯浅などの若手が台頭しつつある。昨年離脱した吉川尚輝も今シーズンは今のところ問題なく動けている。昨年引退した恐怖の代打阿部の代わりには陽岱鋼中島裕之が控えている。

 一方で懸念は外野陣だろうか。涙の支配下登録モタは弱点が浮き彫りになり二軍へ落とされた。昨年のワールドチャンピオンの一員、パーラは守備はいいがイマイチ爆発力に欠ける。亀井は高齢でいつ離脱をしてもおかしくない。そうなってくると外野はどうなるのだろうか。石川慎吾はフル出場をするにはイマイチ迫力に欠ける。巨人の優勝には外野の安定が不可欠であろう。

 

キーマン:小林誠司

 僕は大城ファースト、小林捕手派なので小林誠司には頑張って欲しいと思っている。オープン戦では中島裕之の調子が良かったが彼はもうベテランだ。フルシーズン出る体力があるかどうかは疑問である。そうすると中島代打、大城ファースト、小林捕手が1番ベストと言えるのではないだろうか。その為には小林の打撃向上は不可欠であるが…

 

2.DeNA

 僕は試合数が短い場合モノを言うのは勝利の方程式がしっかりしているか否かだと思っている。この点につき、DeNAは三嶋やパットン、山崎康晃などブルペン人が充実しており巨人の対抗馬になりうると言えよう。というか、優勝するのはこの2チームではないかと思っている。

 懸念事項はラミレス采配と筒香の穴だろうか。

 ラミレス采配に関しては時々見る者の度肝を抜く采配を払う時がある。彼は原辰徳を尊敬しているそうなので彼にインスパイアされた面もあるのだろう。しかし、僕の中は定理として、「コピーはどこまで行ってもオリジナルを上回らない」というものがある。要は采配力で言えば原の方が上だと思っているのだ。果たしてラミレスはオリジナルを超えられるのだろうか。

 

キーマン:佐野恵太

 これはもう一つの懸念事項、筒香の穴にも直結するが、彼は筒香の後を継ぎ、DeNAのキャプテンと4番になった。昨年も代打で数多くの結果を残してきたが、果たして4番として結果は残せるだろうか。

 

 

3位.阪神

 これも同様の理由。抑えの藤川球児がしっかりしている分取りこぼすことはないだろう。一方で誰が藤川球児までに繋げるかという問題がある。ピアーズジョンソンはMLBは移籍をした。この点が上位2球団との差に繋がると思う。

 また、打線の迫力にも欠ける。ボーアは練習試合で一瞬火を吹いたものの、左投手に弱いことが露呈している。サンズに至っては2軍落ちだ。相変わらず外国人野手の補強には難がある。

 

キーマン:大山悠輔

 僕の中ではかなり不遇なイメージが定着してしまった選手。阪神の右打者では長打を打てる貴重な存在だが、今シーズンの起用法がまだ定まっていないように見える。サードで固定した方が良いと思うんだけどなぁ。

 

4位.広島

 昨年はタナキクマルからマルがいなくなりタナも大不振。鈴木誠也が奮闘していたが一方でバティスタがドーピングで出場停止と、どうも歯車がかみ合わないシーズンだった。それを象徴するかのように連勝連敗を繰り返し、4位。16年〜18年に3連覇をしたような強さは影を潜めた。

 今シーズンも中々苦労しそうではある。佐々岡真司が新監督に就任したもののオープン戦、練習試合での成績は落ち込んだ。抑えもこれといった選手がいない。大瀬良大地や森下暢仁といった先発陣や鈴木誠也と言った核となりうる選手がいることから大崩れすることもないだろうと予想。阪神とAクラスを争うことにはなるだろう。

 

キーマン:  森下暢仁

 僕はかれこれ5年位六大学野球を観てきたが、彼ほど完成されていた投手はいなかった。そんな選手がプロに入ってどうなるのか。非常に楽しみである。

 

5位:中日

 昨年もあと一歩でCS進出というところまでは行った。与田監督もーお前騒動は置いといてー1年目でよくやったと思う。ファームでは石川・根尾が覚醒の兆しを見せている。それでも今シーズンは5位に予想した。それは何故か。やっぱり抑えだ。岡田俊哉は明らかに抑えに向いていない。それでも抑えを任せるのだそうだ。果たしてこれで良いのかなぁ。

 

キーマン:柳 裕也

 昨年もキーマンに指名したが今年もやはりキーマンだ。大野と柳の二本柱ができればある程度計算ができる試合が増える。やはり強いチームにはローテの柱が最低でも二枚は必要だ。練習試合の内容が気になるけどまぁ心配はいらないでしょう。

 

6位:ヤクルト

 昨年圧倒的最下位だったヤクルトは今年も6位の予想。通常最下位のチームが巻き返すためには前年の戦力+αが必要なのにも関わらず、あろうことか、4番のバレンティンが移籍をしてしまった。すなわち、ヤクルトはバレンティン+αが必要なのだ。しかし、それに該当するような戦力はいるだろうか。…

… 

そう、中々思い浮かばないのである。新外国人のエスコバーバレンティンタイプの選手ではない。しかもバッティングの名伯楽、石井琢朗は巨人へと移籍をしてしまった。打力も多少落ちるだろう。投手陣も壊滅的だ。さぁ、どうするんでしょうねぇ。

 

キーマン:高津臣吾(監督)

 新監督にとっては中々厳しい船出だ。それでも二軍監督を務めていただけに選手の特徴などは頭に入っていると思う。生え抜き選手を駆使して僕の下馬評をひっくり返して欲しい。