charles262510’s blog

主に野球。時々SMAP及びTEAM SHACHI。ごく稀にその他の事。

雑にプロ野球を総括する〜2020〜


間が空いた。

 最後にブログを書いたのが9月13日だったらしい。すっかり更新が滞ってしまった。この3ヶ月間に何があったのかというとまぁ色々あった。まだ詳しく書くつもりはないが、本当に色々あったのだ。そして気づいたら大晦日を迎えてしまった。

 その間ブログで書こうかなと思っていたの題材はすっかり鮮度が切れてしまったが、それを書かないのも来年に持ち越すのもどうにも気分が悪い。と言うわけで、リハビリがてら書こうと思っていた2つのことを簡潔に書いていこうと思う。

 

コロナウイルスプロ野球

 なんだかんだでシーズンは完走できたし、有観客試合をすることもできた。懸念されていた球場クラスターも起きなかった。横浜スタジアム東京ドームで行われ、一部では”人体実験”とも言われた観客増員は行政との絡みがあって中々NOを言うのは難しかったであろう。しかし、一方で選手及び監督の不手際が報じられた。特に12月の感染者増加が懸念されている時期に王貞治ソフトバンクホークス球団会長がいわゆる”ステーキ会食”に参加したことについては率直に憤りを感じぜざるをえなかった。王貞治といえば球界の尊敬を集めており、いまだに強い影響力を持つ人物である。そんな人物があの時期に会食をするー。それは謗りを免れえないだろう。

 とはいえ、プロ野球全体を見れば及第点はつけていいだろう。何より球場でのクラスターが起きなかった事が大きい。僕も球場で観戦をしたが、下記のチラシを配るなどして球場及び球団は本当に細心の注意を払っていた。

 

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 ファンのマナーもマスクの着用は飲食の時を除いて徹底されていたし、概ね良かったのではないかと感じた。ただ一点気になったのは規制退場の時だ。僕の周りの席では規制退場のルールなんかお構いなしに我先にと出口へ帰る人が大半だった。そもそも規制退場の趣旨は座席ごとに退場をさせることで出口の混雑を防ぎ、いわゆる”3密”を作らない状態にする事であるはずだ。にもかかわらず、自分から”3密”の状態を作りにいくのは我々が好きな野球の評価を下げることにならないだろうか。

 

積極的な移籍市場の実現

 惨敗。惨め。無惨。今年の日本シリーズを形容する際、悲しいかなこういった言葉しか出てこなかった。もちろんソフトバンクが圧倒的な戦力であったことは言うまでもない。しかし、仮にもセリーグ王者がここまで惨敗するものかと考えた時にある一つの仮説を立ててみた。もしかしたら、プロ野球全体で「若手積極起用主義」の弊害が出てしまっているのではないだろうかと。

 ソフトバンクも、かつてセリーグ三連覇をした広島も高い評価を得ている理由として優勝したこととに加え、「生え抜き選手を積極的に起用した」という点に付加価値がついているのではないだろうか。確かに勝つことも重要であるし若手を登用してスター選手を起用することも大切だ。しかし、本来それらは別個の評価をすべきものであるはずだ。若手や生え抜きを起用してした優勝と、チームを強くするために補強をした優勝で後者の方が前者より評価が低くなると言うことは本来あってはいけないことだと考える。

 僕は決して現在のソフトバンクや当時の広島を腐しているわけではない。そうではなく、圧倒的な育成力を誇るチーム相手に育成をした上で勝つのは相当な難易度をほこるのではないかという事が言いたいのだ。ならば、発想を変えて大型トレードなどを活用してソフトバンクに匹敵する戦力を整えればいい。2021シーズンで日本一を勝ち取るためには「育てながら勝つ」という固定観念にとらわれないことも大切なのではないだろうか。

 

終わりに

 以上、今年のブログはこれにてお終いとさせて頂きます。来年も多分月1ペースで更新はしていこうと考えているので、お付き合い頂ければ幸いです。ありがとうございました。