ライブがないなら妄想すればいいじゃない
セットリスト作ろう
日本が揺れている。もちろんコロナウイルスの話だ。軒並み各種イベントの中止が発表され、僕が行く予定のライブも先行き不透明なものが二本控えている。
まぁこればかりは仕方がない。人間は根本的には自然には勝てないのだ。ただ脅威が去るのを待つしかない(もちろんコロナウイルス対策を昼夜を問わず考えている方には最大の敬意と感謝の心を持っています)。
しかしながら、今現在日本にエンターテイメントという娯楽がなくなりつつあるのもまた事実である。この分だと心が不健康になりそうだ。ただ、我々には想像力という武器がある。というわけで、「逆にむしろライブのセットリストをあーでもない、こーでもないって考えたら実質それはライブじゃね?」と思ったので、ライブのセットリスト(以下、セトリ)を妄想をすることにした。今回は女性アイドルグループで僕がハマって三年目に突入したTEAM SHACHIのセトリを妄想してみた。
ルール
とはいえ、ライブのセトリを考えるにはある程度のルールは必要である。要は単なる好きな曲の羅列になったり、めちゃくちゃに曲数が多くなってはいけないということだ。そんなわけで、3つのルールを作ろうと思う。
- 曲数は20曲程度
- 曲と曲のつながりが不自然ではないこと
- 世界観がはっきりとしていること
僕の中ではこういうルールを作った。1に関しては単純に長すぎてはライブとして成立がしない。2に関してはこの繋がりがはっきりしていないと一気に興醒めをしてしまう恐れがある。3に関しては恐らくはどのアーティストでもそうだと思うが、一つのライブ、ツアーにはテーマがあるので、そのテーマに沿ったセトリを構成していこうというものだ。
実際にやってみた
ルールを明確にしたところで実際に作っていこうと思う。今回の僕のテーマは「楽しいパーティー」だ。これは以前ブログにも書いたかと思うが、TEAM SHACHIのライブのいちばんの魅力は楽しいことだと思う。なのでそれを前面に出していきたい。
(以下セトリ)
- OVERTURE
- こだま
- 抱きしめてアンセム
- JOINT
- OEOEO
- そこそこプレミアム
- ザ・スターダストボウリング
- 休憩
- HELLO ,TEAM SHACHI
- カラカラ
- colors
- レースのカーテンを揺らした
- パレードは夜空を翔ける
- よろしく人類
- Rock Away
- ちぐはぐ・ランナーズ・ハイ
- BURNING FESTIVAL
- START
- (以下、アンコール)
- Rocket Queen
- グラブジャムン
- ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL
- ROSE FIGHTERS
- DREAMER
- JUMP MAN
(以上)
こんな感じになった。以下、作成意図。
1 OVERTURE
この曲はTEAM SHACHIになって以降、TEAM SHACHIの出囃子になっている曲であり、流石に外せない曲である。かっこいいし、これを聴くたびにいつも「あぁ、ライブが始まるなぁ」とも思える。
2 こだま
この曲は音源化はまだされていないが、ライブ会場に行くと盛り上がりがすごい。早く音源化されないかなぁ。
3 抱きしめてアンセム
TEAM SHACHIの、ちーむしゃちほこの鉄板曲。2018年のしゃちサマでこれを一発目に持ってくる演出には痺れた。こだまでブチ上がったものがさらにブチ上がりそう。
4 JOINT
弊母校にチームしゃちほこが来た時に歌った曲。この曲の坂本遥奈さんのアオりがいい。ブチ上がれそう。
5 OEOEO
この曲は個人的にいちばんTEAM SHACHIとファン(以下タフ民)との一体感を感じられて好き。テンションがブチ上がった状態でこの曲になったらどうなるんでしょうね。
6 そこそこプレミアム
2018の春ツアーで聴いた時に会場がものすごく盛り上がっていた。未だに聴くとワクワクできる曲。
7 ザ・スターダストボウリング
この曲のラストのサビ前のTEAM SHACHIとタフ民の盛り上がり方がエグい。正直な話、コールとかに慣れる前はここの箇所で戸惑った。ただ、その戸惑いは決して悪いものではなかったけれど。
8 休憩
ここまでのブロックはとにかくブチ上がれる曲を中心にして選んだ。というのも僕の中ではやはり一曲目から「抱きしめてアンセム」を持ってきたしゃちサマー2018が強く印象に残っているからだ。あくまでもこれは僕の性格なのだが、最初から考えなしに突っ走るというのが好きなので、こういった選曲になった。
9 HELLO,TEAM SHACHI
仕切り直しの一曲目。やはりいわゆる「他己紹介」ソングは外せないだろうということでこの曲。
10 カラカラ
ここからは、うってかわってしっとりソングでいきたい。僕は彼女たちが歌うバラード系のしっとりソングも大好きだからだ。個人的に、バラードは勢いで誤魔化せない分最も歌手の実力が出る曲だと思う。この曲はもはや彼女たちの年齢になるとあまりリアリティーがない曲かもしれないが、それを上回るほどのうまさがある。ぜひ入れておきたい一曲。
11 colors
僕がチームしゃちほこにハマるきっかけとなった一曲。正直この曲だけで一本のブログが書けるほど大好きな曲だ。この曲は「世界にひとつだけの花」に通ずるものがある。そして、「ひとりぼっちと ひとりぼっちがにじむたびに虹む」この歌詞である。何食ったらこの歌詞が思い浮かぶんだ。そしてここの歌い方も良い。外せない一曲。
12 レースのカーテンを揺らした
ライブバージョン、特装版を除いて音源化がされていない。つまり、TEAM SHACHIのライブに行くか、もしくはそういったCDを買うほどの熱量のあるファンじゃないと聞けない曲。ただこの曲も本当に名曲。TEAM SHACHI版での音源化を切に願うばかりである。
13 パレードは夜空を翔ける
僕がライブに行ってこの曲が流れると必ず何故だか涙が出てしまう曲。最初はバラードからの希望を感じさせる演出がすごい好き。振り付けも一緒にできるから、バラードでありつつも盛り上がれる曲。
14 よろしく人類
秋本帆華さんがラジオで「『ざっと見渡す限り、世界は笑顔で出来てた』って歌詞がすごくいい』という旨を述べていてそれ以降僕もこの曲を聴くようになったが、本当にいい曲だと思う。この歌詞にエンターテイメントの本質が詰まっていると思う。
15 Rock Away
ジャケ写を見た時にいちばん戸惑った曲。但し、曲を聴くとすぐにその戸惑いは消えた。この曲は咲良菜緒さんの歌い方がすごくいいと思う。
16 ちぐはぐ・ランナーズ・ハイ
前の曲がスタンドマイクを使うタイプの曲なので、同じくスタンドマイクを使うこの曲を選んだ。この曲は振り付けがかっこいいと思う。
17 BURNING FESTIVAL
この曲は鉄板曲になりつつあると思う。何よりもホーン隊(以下ブラス民)との相性も凄く良い。
18 START
一応ラス曲。僕は逆説的な表現が凄く好きなので、「START」というタイトルの曲をラストに持ってきた。タモリも言っている「終わりはまた何かの始まりなのだ」と。そう考えると、本曲が収録されている「おわりとはじまり」って凄い深いなと思う。
18(以下アンコール)
このブロックでは先にぶち上げまくった雰囲気を一旦落ち着かせ、そして再度あげていくことを意識した。そして、アンコールブロックではとにかく、TEAM SHACHIがこれを歌ったら(少なくとも僕は最高のライブだったな)と思えるものを詰め込んだ。
19 Rocket Queen
以前ブログにも書いたがこの曲は本当にとんでもないモンスターソングだと思う。これをアンコール一発目に持ってこられたらもうその時点で神ライブになると思う。
20 グラブジャムン
何かの記事で読んだが、この曲を作る時に坂本遥奈さんは楽しかったパーティーをイメージしながら作ったらしい。ご本人がイメージされた通り、凄く楽しい曲になっていて盛り上がれると思う。
21 ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL
ロッキンジャパン2019で終盤にこの曲をやったことでテンションが上がった記憶がある。終盤にも盛り上がる曲を持ってこれるのは強い。
22 ROSE FIGHTERS
23 DREAMER
この二曲は僕にとってはセットでいて欲しい曲。TEAM SHACHIが始動した時のライブでこの二曲をニコ生で見た時のワクワク感が半端ではなかった。その時から僕にとってはTEAM SHACHIといえばこの二曲が頭に浮かぶようになったので連続で聴きたいなぁと思う。
24 JUMP MAN
エンターテイメントの本質は、楽しいと感じること、ワクワクすることだと思っている。初めてこの曲を聴いた時本当にワクワクしたし、ライブで見た時には文句なしに楽しい曲だった。この曲を締めに聴けたらこんなに最高なことはないと思う。
終わりに
というわけで、セトリを作ってみたわけだがこのセトリを実際のライブでやることはないだろう。でも、こんなふうにして好きなアーティストのセトリを妄想するのも良いのではないだろうか。僕は凄く楽しめた。暗澹たる気持ちも少しは晴れた。こんな時でもたとえ妄想とはいえ、1人の人間をここまで楽しませてくれるんだから、やっぱTEAM SHACHIって神だわ。
意味のない後書き
今回やってみて、そして文字にしてみて分かったが、これ、意外と楽しい。そしてまたライブに行きたくなった。今、エンターテイメントが一時的に閉鎖がされている状態だ。正直どうなるかの先行きは不透明である。だからこそ、想像でエンターテイメントを補い、そしてこの混乱が終わった時にその補完分も含めて演者もファンもエンターテイメントを思いっきり楽しめる環境を取り戻せると良いなと思った。
受け取る側が言うことでもないかもしれないが僕は、エンターテイメントの力を信じている。